キリスト誕生時に東方より3人の占星術の賢者が来て、フランキンセンス(乳香)とミルラ(没薬)と黄金を授けました。
バルタサール博士はフランキンセンス(乳香)を持参。は天の父と交信をする予言者としてのシンボル祈りを象徴。乳香の樹液から作られた 崇拝に使われる高価な香料。イエスが「神から油を注がれた者」であり、聖別されている者であることを意味ます。さらに、イエス自身が崇拝を受ける存在、「神」であることも現す。
カスパール博士はミルラ(没薬)を持参。は人々に奇跡の治療をする医者のシンボル死を象徴。没薬は、ミルラとも言い、本来 死者の身体に、死体の防腐剤として塗られるものだった。世界の罪を負い「神の子」として死ぬためにこの世に生まれ、やがて復活することをも意味する。
メルキオール博士は黄金を持参し王位を象徴。王位の象徴である黄金をイエスにささげたことは、すなわちイエスが「諸王の王」と呼ばれる存在であることを、世界に示したことになる。
現在でもカトリック教会のミサ聖祭やユダヤ教の儀式の最中に、この乳香から出来た没薬がその場所をお清めする為に焚かれます。
フランキンセンス(乳香)はセスキテルペンという自然化学成分が人の脳の一番奥の本能の部分に入って、本能から出る脳波と天の波動の周波数を合わせます。
ミルラ(没薬)はエジプトのピラミッドのツタンカーメンなどの王の遺体をミイラにする時に使う等、その抗菌防腐効果で知られてます。