一口にエッセンシャルオイルといっても様々な活用方法があります。
最も手軽なモノが芳香浴ですね。
キャンドルを使用するポットや超音波式のアロマ・デュフューザーを使用する場合もあります。

なぜ？芳香浴がいいのか

香というのは目には見えませんが、物質なのです。エッセンシャルオイルに含まれている芳香分子によって匂いを感じます。
芳香分子は、主に炭素・水素・酸素からつくられ、この３つの分子が匂いを放ちます。その香りは分子の組み合わせにより違った香りや作用を生み出します。その違いが心身に与える影響は様々でアロマテラピーは、エッセンシャルオイルの香りの作用を活用したものなのです。

香と脳との繋がり

匂いを感知する嗅覚は、五感の中で唯一大脳新皮質を経由しないことでも知られています。嗅覚だけは、他の五感と違って大脳辺縁系（海馬・扁桃（へんとう）体など）と直接つながっているのです。これは、喜怒哀楽などの感情や、食欲などの本能行動などをつかさどる部分。つまり言い換えれば、匂いは本能的な行動や感情に直接作用する、ということです。