梅雨空が続きますね。 家の中の湿度も上がるにつれて気持ちもトーンダウンしていませんか?
こんな日が続くと、いつもならやり過ごせる家族との面倒な出来事に、 つい感情的になったり、ぐっと堪えているつもりでも
頭痛など身体に支障が出ることもあります。
梅雨の時期は、湿気とともに負の感情がまとわりつくようです。
対人関係でイライラするのに、波風が立たないように、自分よりも相手を優先させてしまい、結局自分は我慢・・・。
それは本当に誰かのために、家族のために、自分のためになるでしょうか?
きっと首を横に振るでしょう。 体も心も、じっとりベタつく状態が続くのです。
そして、体は嘘がつけません。 体はあなたの味方でいたいので、幸せなあなたでいて欲しいので あなたが言えない本音の代わりに、調子が悪くなるのです。
頭痛であったり、吐き気であったり、ぐったり倦怠感であったり。
人が幸せを感じるために一番にすることはなんでしょうか?
それは自分の正直な気持ちを自分でも受け入れ、相手に伝える勇気をもつこと。
感情的になる必要はありません。 気持ちを伝えるのに怒ったり泣いたりするのは 自分の出す感情で相手をコントロールするためです。
それは上下関係であり、支配を意味します。
あなたも、家族も、 たとえ20歳以上離れた歳上・歳下の家族でも
人はみな対等です。
あなたが上から目線の態度をとられたくないように
また相手が下手に出るように見せて、 手のひらの上であなたを扱うのがイヤなように
誰もが、操作や支配は嫌うのです。 人生において、対人関係は操作や支配からの脱却に意味があります。
対等の横の関係は気持ちが良いものです。 まず自分の心を満たすために、感情を抜いた本当の気持ちを伝えてみてくださいね。
ベタつく心と体を、さわやかに変えるにはペパーミントがオススメです。 わたしは指先で頭のてっぺん(百会)につけたり、両手につけてディフューズで香りを楽しみながら頭痛を和らげています。
Columnist 安田朝子
整理収納とアドラー心理学