初夏の風が気持ちよくドライブに最適な季節がやってきましたね。
同乗するなら誰と行きたいですか?
一人がいいですか?
たとえば職場の先輩。
軽い?重い?わくわく?どんより?
誰かと会う前に「気合をいれないと・・・」と感じるなら
気合の「気」は、気を使いすぎての「気」になっているのでは?
人と会うことが億劫で
ドライブなんてとんでもない、休日は家で過ごしたい・・・
というのはまだましで
家の中にいながら家族と過ごすことも気詰まり、部屋に一人でこもっていたい。
時には、そんな日もありますよね。
ただ、毎日がそのようなら 人生はつらいものです。
対人関係が[喜び]であれば[楽しい時間]はあっという間に過ぎ
対人関係が[気重い]であれば「つらい時間」が果てなく感じるものです。
誰にも平等に過ぎるはずの時間。
そのスピード感を180度変えているものはなんでしょうか。
それは、
そう感じた人の、目の前の相手に対する主観です。
相手を「楽しい」人と感じたら「楽しい時間」
相手を「気重い」人と感じたら「つらい時間」と主観づけをしているのです。
目の前の相手が「気重い」と主観づけすることのほうが多いですか?
わたしは今、日本という国に住む人たちは、ある習慣病にかかっていると思っています。
それは「○○はわたしをしあわせにしてくれない病」
これはものごとを受け身で待っている人たちに起きる習慣病です。
○○に入る言葉は
「国」「政治家」「自治体」 「会社」「上司」「同僚」「部下」 「先輩」「後輩」「同僚/同期/同級」 「学校」「先生」「生徒」 「友だち」「恋人」「家族」
楽しい時間は「わたしが作る」と思考し、みずからアクションを起こしてみてください。
それはまるで車の運転と同じです。
車の助手席にすわり、任せていた運転を一度止めてもらうのです。
車を乗り換えてもいいでしょう。
とにかく車のハンドルを自分で握ると決めるのです。
目的地はどこにしましょうか?
本当はどこに行きたかったのでしょう。
思い切りアクセルを踏んでみる?
のんびりと景色を楽しみながら運転してみる?
寄り道するのもいい。
運転してから目的地を変えてもいい。
そして
誰とどんな会話をしよう?
受け身を止めると、重く張り詰めてカチカチだった心が
やわらかくなり、やってくる未来は期待で胸が高鳴るはず。
対人関係も人生も、ハンドルは自分で握りアクセルもブレーキも、コントロールするのは自分。
同乗したくない相手なら降りてもらうこともできるし
自分がさっさと車を乗り換えてもいい。
さらに、乗って欲しい人に声をかけることもでます。
これらすべて、行動を起こすのは自分。
まずは運転席に座ってハンドルを握り、わくわくしてみましょう。
●初夏のドライブにおすすめのアロマ:グレープフルーツ
グレープフルーツには体の筋肉をやわらかくするクエン酸と、美肌に必要なビタミンCが豊富で さらに集中力を高める効果もあります。
Columnist 安田朝子
整理収納とアドラー心理学